インプラントの条件を満たして、インプラントを検討されている方に、
「インプラントのデメリット」「歯科医院の選び方」について解説いたします。
「インプラントのデメリット」「歯科医院の選び方」について解説いたします。
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インプラント治療では通常、1~2回、手術が必要になります。
通常、それほど大きな手術ではありませんが、ブリッジや部分入れ歯では手術が必要ないことを考えると、デメリットの一つだと言えるでしょう。
(骨の状態や入れる場所によって1回か2回かが決まります) -
個人差がありますが、治療期間は最短でも2ヶ月、骨がないなどの理由で長い場合では1年以上かかることもあります。
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インプラントは治療後のメンテナンスが絶対に必要です。
体が不自由で通院が難しいなどの理由で、治療後のメンテナンスが出来ない場合は、インプラント治療は避けたほうが良いでしょう。 -
インプラントは保険が適応できません。
治療費の相場は20~60万円程度と非常に高額です。
(※医療費控除を受けることができますので、実際にかかる費用はもう少し安価ですみます)
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やはり一番はそのインプラントをしている先生の技術でしょう。
今、インプラントの看板を出している歯科医は沢山ありますが、実際の施術は年に4~5回といった歯科医院も多く、症例数が少ないところもあります。
毎月何回かコンスタントにインプラント治療を施術されているところは、腕も安定しているのではないでしょうか。 -
現在日本には40種類以上のインプラントがあります。一口にインプラント言っても車と同じで様々な種類のインプラントがあります。
大きな会社同士は専門のドライバーが共通していることが多く、
軽自動車もあればベンツもあります。
できれば大きな会社のインプラントを取り扱っている歯科医院がいいと思います。
もしそのメーカーが潰れてもなにかあった時に安心です。 -
例えばいちき歯科では、『”定期検診(お口のクリーニング)“に来ていただけない方にはしない。』としています。
それには大切な理由があるからです。
インプラントそのものはチラン製なので、腐らず、錆びず、身体に対する拒否反応もありません。
しかし、それを支える周囲の骨や歯肉が歯周病と同じような状況になってしまえばインプラントが機能しなくなります。
従って、天然歯同様定期的なお口のクリーニング・メンテナンスは欠かせません。
インプラントが入ったらそれで終わりではなくそこからが健康へのパートナーとしての歯科医師の本来の仕事だと考えています。 -
「この素材は嫌い」「クリームソースよりトマトソースが好き」
そんな風に「自分はどうなりたいのか」を、先生にしっかり伝えて下さい。
とりあえず噛めるようになったらいいのか、おもいっきり笑いたいのか、痛み腫れは我慢できるのでしっかり治したいのか、痛くないほうがいいのか、きちんと相談にのってくれる先生だと安心ですね。
インプラント治療を受けたいと思った患者様の事情と背景を知っておくことが、治療を進める上で非常に大きな意味を持ちます。 -
中華料理に欠かせない火力。
火力が弱くてはシェフの腕が発揮できません。
インプラントの場合は“CT”(コンピューター断層撮影法)様々な角度からエックス線をあて、水平方向に輪切りにした断面画像をコンピュータ上に展開する装置で検査しなければ最善の治療ができません。
必ず“CT”がある歯科医院を選んでください。 -
インプラントに限らず「そこの雰囲気が自分に合わない」と感じるならやめた方がいいですね。
どんな有名なレストランでも、全ての人が満足するようなメニューは出せません。
ぜひあなたの五感を使って、歯科医院とあなたの相性を感じてください。